USE CASE
新潟港セミナー2022で紹介いただきました!
WMS×SAP
ツバメロジス株式会社様

コンバーターでシステムを連携させ、
低コストで物流を実現!

荷主側の経営基幹システムであるSAP ByDと、荷受側のWMSの情報連携を通称コンバーターを開発することで、スピード感を持って、且つ低コストで情報連携を実現するとができました。

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対応内容

  • 倉庫管理の見直し
  • 経営管理の見直し
  • システム企画と開発

background経緯

Qツバメロジス株式会社様とコンバーターを開発することになった経緯は?
開発のきっかけは、2021年10月にツバメロジス様から、弊社の SAP Business ByDesign(以下、SAP ByD) の経験・実績を見てご相談頂いたことでした。

新潟県燕市に本社がある物流企業のツバメロジス様は、新潟県を物流の中継拠点とし、太平洋側にハブ港がある利点も生かし、様々な取り組みに挑戦しようとされていました。

その中で、基幹システムに SAP ByD を使用されている外資系企業の荷主様が、ツバメロジス様の倉庫を利用するにあたり、倉庫管理システム(以下、WMS)利用の費用削減と、スムーズにデータ連携させるための方法を模索されていました。SAP ByD・WMS間のコンバーターの開発が必要であるということになり、お手伝いさせていただきました。

弊社へのご要望として、特に以下の3点の”旗振り役”を担いながらコンバーターの開発をお願いしたいということでした。
1.荷主様のシステムベンダーとの調整
2.WMSベンダーとの調整
3.荷主様と荷受(ツバメロジス様)の業務要件の取りまとめ

現場で作業するメンバーの業務をイメージしながらシステム開発していく、弊社のスタイルが発揮できるご依頼だと感じました。
小西英世
marutto株式会社
代表取締役社長 小西英世

USE CASE事例紹介

SAP ByD・WMS間にコンバーターを導入することで、荷主様は SAP ByD 上で入荷・出荷の指示出しと、入荷・出荷の実績報告の受取ができるようになりました。

01
出荷指示のデータ連携方法

荷主様が SAP ByD 上で出力した出荷指示を、荷受のツバメロジス様はWMS上で確認することができます。 SAP ByD 上で行う操作(新規作成・更新・削除)は、コンバーターを介してデータをCSV形式に変換されることで、WMSに取込可能となります。コンバーターで変換されたCSVデータは、手動でWMSに取り込みます。

出荷指示のデータ連携方法 出荷指示のデータ連携方法
02
出荷実績のデータ連携方法

荷受のツバメロジス様がコンバーターで登録する出荷実績を、荷主様は SAP ByD 上で確認することができます。
WMSに登録している出荷実績のデータを手動でコンバーターに取り込み、荷主様は SAP ByD 上で出荷実績を確認することができます。

出荷指示のデータ連携方法 出荷指示のデータ連携方法
marutto
お気軽にご相談ください

今回開発したコンバーターは様々なWMSに利用できる可能性があります。
お使いのWMSにも適応可能かどうか、いつでもご質問ください。

interviewツバメロジス様インタビュー

Q. なぜmaruttoに開発を依頼しようと思ったのですか??
荷主様が求められている SAP ByD と弊社WMSの連携について全く経験がなかったので、 SAP ByD 連携が得意なmarutto様にお願いしようと思いました。荷主様の引越しに合わせたスケジュールに何とか合わせて頂けたのも、ご依頼のきっかけとなりました。
ツバメロジス様インタビュー
Q. maruttoと仕事をして見てどうでしたか?
通常よくイメージするシステム会社様とは全く違い現場の業務を良く理解されているので、物流側及び荷主側双方の調整までして頂き、やりやすいと感じました。
弊社としてはmarutto(まるっと)お願いできて、大変助かりました。
ツバメロジス様インタビュー
Q. 開発したコンバーターはどうですか?
コストバリューも抜群ですし、使いやすいです。
アフターケアまであるので困った時にいつでも相談がしやすく、満足しております。
稼働後に必ず起きる改善要求にも、最善の方法で追加対応して頂き、助かりました。
ツバメロジス様インタビュー
Q. 今後への意気込みを聞かせてください!
新潟県で初めて SAP ByD を使用されている外資系企業様との取引が可能になる事で弊社の信用度も上がりました。
今後は、別の SAP ByD 導入企業様へのアプローチを進め、新規顧客取り込みを図りたいと思います。
ツバメロジス様インタビュー
丸

challengeこれからの挑戦

2020年7月、新潟空港に拠点を置く初めてのエアライン・トキエアが誕生しました。
ツバメロジス様とトキエアとの複合輸送を通して、
新潟のハブ化を進め、様々な荷主様の物流問題を解消していきます。
これからの挑戦

challenge新潟港セミナー2022の様子

2022年11月21日(月)、「新潟港セミナー2022」が東京の富士ソフト アキバプラザで開催されました。
新潟港の取り組みや現状を知ることができるセミナーで、当日は多くの人が参加し、会場を埋め尽くしました。
ツバメロジス株式会社様は、「新潟港利用等に関する事例発表」にて「日本海の物流ハブ化取り組み」について発表され、
その中でmaruttoが開発を担当したコンバーターについての紹介をいただきました。
新潟港セミナー2022の様子
ツバメロジス株式会社 執行役員 営業本部長
吉田扶友子様セミナー発表のご様子